スタッフ紹介

福田由美子 先生(英数国理社担当)

【メッセージ】

私は発達障がい児の家庭教師、海外での学習支援、青少年補導員などを経験してきました。お子さん自身、そしてご家族のご苦労は身をもって体験しておりますのでよくわかります。私は子育ての経験から思春期以降の子どもには、長期に亘り関わってくれる信頼できる大人の存在が必要であると感じています。今の子どもの社会はとても狭く学校と家庭だけです。更に様々な難しさを持っている子どもの理解には、理解力の高い先生でも1年近くの時間を要します。学年ごとに担任が変わってしまったら理解など皆無なのです。このように狭い社会に生きている理解されない子どもは不登校・引きこもりへの道を歩み出すのだと思います。梧桐学苑の生徒さんの多くは心身上何らかの理由で学校に行くことができない生徒さんですが、私の歩んだ人生経験と子育て経験からかならず元気を与えることができると確信をしています。なぜなら子どもは無限大の可能性があり、まだこれからのいろいろの社会の変化にも対応できる人生のスタート地点にいるという無限大の可能性を秘めているからです。子ども達には広く、新しい世界があること、生きていく場所があることを教えてあげることにより、子ども達の心の範囲を大きくしてあげれば子ども達は歩き出します。お子さんが社会へ羽ばたいて行けますよう私の経験やカウンセラーとしての資格がお役に立てればと思っています。

【指導内容と対象者・指導事例など】
〇私は子どもたちが持つ可能性を引き出して育て上げる自分の指導法で、子どもたちが元気一杯になり、勉強もできるようになるよう努めています。
〇小学期の発達障がいの難しい生徒さんを例にどのような指導をしたのかそのポイントをまとめてみます。①初期の段階のポイントは人間として信頼を得るということです。ですからそれぞれの子の興味と関心のあることへのお付き合いも必要です。例えばサッカーや蜻蛉や蝶捕り等にお付き合いします。②教科書(国語・英語・算数・パソコン)の基礎基本をしっかり理解させる指導とパズル・ゲーム・カルタ等の手作り教材による楽しみながらの学習と織り交ぜての学習指導③小学期に是非つけておきたい忍耐力(我慢する力)・集中力(遊びながら勉強への切り替えと集中)をつけるための訓練④人とのコミュニケーション力をつけるための定期SSTの実施⑤高学年に備えての自発力・自習力をつける学習指導を1人1人の個性と得意を把握しながらやってきました。

【略歴・資格・趣味など】
〇私は子育てを終わる頃から不登校や発達障がいの子どもたちの学習指導をしたいために、教職の免許と特別支援学校教諭の免許を取得しました。
〇調理師免許・書道師範免許・ホームデイケア免許(ワシントン州・アメリカ合衆国)・ナーシングアシスタント免許(ワシントン州・アメリカ合衆国)など
〇自己啓発としては学習支援員養成講座修了・知的障害者移動介護従業者養成研修課程修了・ADHD指導者養成講座修了・LD学会 特別支援教育士(LD・ADHD)養成セミナー修了・千葉県青少年育成指導者養成講座修了などがあります。