チームカウンセリング

不登校・引きこもりの子の心に希望の灯を点してあげたい
“不登校・引きこもりの子の心に希望の灯を点してあげたい”それが私共の願いです!

毎日の様に報道される「いじめによる自殺」や「少年による少年の殺害事件」や「虐待事件」等を見ておりますと「今の時代いかに子育てが難しい時代であるか、また、子供にとって夢の持てない環境であるか」がよく分かります。

そうした時代の環境の厳しい中で「もがき・苦しみ・悩みながらも生きて行こうとしている子供たちとその親御さんたち」のご相談を受け、ご指導しながら、その子たちを自立への道へ導く事が出来るようにしてあげたい、“不登校・引きこもりの子供たちの心に希望の灯を点してあげたい”というのが「あおぎり教育総合相談所」の趣旨です。そのお悩みやお苦しみの相談事に具体的にお応えし、解消策と解決策を導き出すためにその道の経験豊富なカウンセラー(カウンセラーと指導講師を兼務)が担当のカウンセラーとして、又チームカウンセラーとしてもご相談とご指導をさせて頂きます。

 

各学校、学校関係者、各種諸団体様等からの講演会のご依頼もお受け致します。

チームカウンセリング

チームカウンセリングとは、担当者が責任を持つことを前提としつつ、1人の生徒さんにカウンセリング・学習指導・進路進学指導・就活就職指導などの各分野に精通する複数のカウンセラーが関わることにより、最適な支援を行うことです。

【チームカウンセリングのメリット】

◇複数のカウンセラーによるケースの共有によって、一人のカウンセラーだけでは見えなかった支援方法が出てくることが多々あります。
◇できれば、全体会では保護者も対等な立場で参加し、客観的に子どもを見られる目を養うようにすることができます。(大人連合)。
◇やがて、当事者本人もその中に入り、己を客観視できる姿勢を育てていくことができます。(オープンなダイアローグと主体性の確保)

3つの基因要素と対応

1.不登校・ひきこもりの解明と対応は1人1人異なります。なぜならば、不登校・ひきこもりは、上図のように、本人に基因する要素、家庭内に基因する要素、外部関係に基因する要素が絡み合って発生するからです。たった一つの方法論のみで対処できるものではありません。

2.ご本人と向き合いながら原因を取り除き、家庭内に基因する要素と外部関係に基因する要素についても原因を取り除く環境作りが必要となります。ご家族のご協力も欠かせません。

3.1人1人に合った対応を行うためには、各要素について熟知したカウンセラーがチームを組み、その経験と実績に基いた対応策を結集しなければなりません。それぞれの道(カウンセリング・学習指導・進路進学指導・就活就職指導)で優れた指導力のあるカウンセラー・講師陣が力を出し合い、チームカウンセリングのできる体制で臨みます。

4.上図の3要素の具体的内容

1.本人に基因する要素・・・本人の気力の蘇りが一番必要ですが、それには家庭内の一致と医療関係者・学校関係者との密な連携が不可欠となります。
・両親の不仲、意見の不一致、病気
・保護者と本人の齟齬
・兄弟、姉妹の不仲や喧嘩
・精神病(うつ病・統合失調症等)の発症
・神経症性障がい等を持っていること
・その他人格的な問題があること

2.家庭内に基因する要素・・・特にご両親の仲の良さと方針の統一と協力が最も必要です。
・全ての事にやる気の無さ、生きる事への無気力
・学力の低下と不振
・発達障がいや人とのコミュニケーション力の不足
・精神病(うつ病・統合失調症等)の発症
・祖父母の病気、介護、不仲
・親の経済力、リストラ等

3.外部関係に基因する要素・・・特に学校関係者と医療機関・警察などとの協力が必要です。
・学校での教師による暴言、暴力あるいは無視
・医療機関の診断、処方に問題がある場合
・友だち、先輩からの「いじめ」や「暴言・暴力」または「仲間外れ」
・いやがらせ・ストーカー行為
・「盗み・ゆすり・たかり」「薬物等犯罪への誘惑」その他に遭遇した場合等